DEMO

これは 44dat が制作したデモサイトです。掲載している店舗・企業・商品はすべて架空で、実在のものとは関係ありません。

44dat DESIGN GALLERY →
メインコンテンツへ
ROMBO LETTERPRESS ロンボ活版印刷所

ROMBO LETTERPRESS — KURAMAE, TOKYO

たいせつな言葉ほど、 一枚ずつ、刷る。

Wedding suites & stationery, printed by hand — one sheet at a time.

招待状・名刺・小さな紙もの。蔵前の六坪の工房で、亜鉛版と樹脂版を手差しで刷っています。

WHY LETTERPRESS

急ぎの用件は、メールが速い。 それでも紙で渡したい言葉が、人生には何度かある。

結婚式の招待状、開業の挨拶、一生に一度の名刺。ロンボ活版印刷所は、版を組み、紙を選び、一枚ずつ手差しで刷る蔵前の小さな印刷所です。速さでは負けます。そのかわり、指先でわかる圧痕と、繊維に沈む藍の色で、言葉の重さをそのまま渡します。

THE WORKSHOP IN NUMBERS

1962 年製
主力のハイデルベルク・プラテン。今も部品を替えながら現役です
34
常備する紙。90〜600g/㎡ まで、束見本で触れられます
30 部から
最少ロット。手差しだから端数でも刷れます
0.1 mm
見当合わせの許容誤差。2色刷りのズレはここで決まります
6
相談から納品までの最短。試し刷りを挟んでこの日数です

OUR WORK

仕事は三つ。どれも少部数です。

生成りの紙に藍インクで刷られた結婚招待状一式

WEDDING & celebration

招待状と、慶事の紙

結婚式の招待状、命名の報せ、茶会の案内。受け取る人が最初に触れる「当日の空気」を、紙の厚みと圧の深さで仕立てます。返信はがき・席次表まで一式で組むと、書体と余白が揃います。

招待状の仕事を見る
活版で刷られた名刺とショップカードの束

BUSINESS prints

事業の印刷物

名刺、ショップカード、包み紙、ぽち袋。手渡しの多い商売ほど、紙が営業をします。褪せない油性インクと、指が覚える凹凸で、屋号を長く記憶に残します。

事業印刷の仕事を見る
机に並べた活版刷りのカードと蔵書票

PAPER goods

小さな紙もの

カード、便箋、蔵書票、しおり。30部から刷れます。書き損じの分まで見込んで、少しだけ余部を付けてお渡しするのが工房の習いです。

紙ものの仕事を見る

PAPER × PRESSURE

紙の厚みが、圧の深さを決める。

深い圧痕は活版の魅力です。ただし紙が薄いと裏に山が出て、宛名や二面目の文字を邪魔します。だから工房では、紙ごとに圧の推奨域を決めて、その中で刷ります。

  • コットン 450g/㎡

    推奨圧 0.20–0.35mm ・ 招待状・カード

    招待状の主役。深圧で影が立つ

  • 局紙 210g/㎡

    推奨圧 0.10–0.20mm ・ 名刺・挨拶状

    両面刷りの上限はここ

  • ハトロン 90g/㎡

    推奨圧 0.03–0.08mm ・ 包み紙・帯

    圧よりインクの乗りで見せる

  • 裏写り域

    薄い紙 × 深い圧。裏面の文字が読みにくくなるため、お受けしていません

SIX STEPS

刷りの六工程

最短6日。試し刷りには立ち会えます。

  1. 相談と原稿

    用途・部数・渡し方を伺います。文字数と紙が決まれば、概算はその場でお出しできます。

  2. 組版と設計

    書体・字間・余白を決めます。校正は PDF ではなく、実寸の紙でお送りします。

  3. 製版

    原稿から樹脂版・亜鉛版を起こします。細い罫は欠けやすいので 0.2pt 以上でお願いしています。

  4. 紙合わせと見当

    紙目と刷り位置を 0.1mm 単位で合わせます。2色刷りの精度はこの工程で決まります。

  5. 試し刷り

    圧とインク量を決める一枚。工房での立ち会いを歓迎します。ここで「もう少し浅く」が言えます。

  6. 本刷りと乾燥

    一枚ずつ手差しで刷り、油性インクを一晩寝かせてから断裁します。急がないのは、ここのためです。

CASES

最近の仕事から

藍2色で刷られた結婚招待状と菱形の空押しがある封筒

山内家 結婚招待状 一式

コットン 450g/㎡ ・ 藍2色 ・ 120部

宛名は書家に依頼されると伺い、にじみの少ないコットンを提案。封筒の菱形飾り罫は空押しで、招待文の藍を主役に残しました。

局紙に墨一色で刷られた挨拶状と名刺の組み合わせ

呂香堂 開業挨拶状と名刺

局紙 210g/㎡ ・ 墨1色 ・ 300部

お香の店の開業一式。局紙の絹のような面に墨一色、圧は 0.15mm に抑えて、裏面の店案内を守りました。

空押しだけで題字を入れた詩集の表紙

私家版詩集『汀』表紙

局紙 210g/㎡ ・ 空押しのみ ・ 60部

インクを使わない空押しだけの表紙。題字は影でしか読めません。「静かな本にしたい」という註文への、工房の答えです。

ATELIER

蔵前の路地裏、六坪の印刷所。

活字棚は祖父の代の印刷所から引き取ったもの。主力のプラテン機は 1962 年製で、今も部品を替えながら毎日動いています。屋号のロンボは、組版で行間を埋める菱形の込め物からもらいました。文字にならない余白を支える仕事でありたい、という願掛けです。

見学は予約制ですが、刷りの立ち会いはいつでも歓迎です。インクと機械油のにおいのする六坪に、束見本と圧の見本を揃えてお待ちしています。

  • 佐野 遼 主宰・刷り

    印刷会社でオフセットを8年。速い印刷を知ったうえで、手差しの遅さに戻ってきました。

  • 三隅 文 組版・設計

    元・書籍装丁。書体を選ぶ時間がいちばん長い、と本人は言います。

活字棚とプラテン印刷機のある工房内観 インクを練るへらと藍インクの缶

SAMPLE BOOK

見本帖から、始めてください。

紙 34 種と圧の深さ 3 段を綴じた見本帖をお送りします。1,200円(送料込)。ご依頼が決まったら、代金はそのまま印刷代に充てます。

蔵前駅から徒歩6分。土曜も開けています。