霧ノ棟
VILLA KIRI
朝五時、雲海はテラスの高さまで満ちる。
北斜面に張り出したテラスは、秋の明け方、雲海と同じ高さになる。檜の内湯は窓が床まで開き、湯に浸かったまま雲を見下ろす。
- 雲海テラス 42㎡
- 檜の雲見風呂
- 朝霧の芝斜面
MANIFESTO — 序
標高一四〇〇メートル。
ここでは雲が、道になる。
三つの棟は稜線に隠れ、
窓はそれぞれ、別の空を向く。
泊まるのではなく、山に帰る。
THE VILLAS — 三つの棟
尾根をたどると、棟の灯りがひとつずつ現れる。どの棟も一棟貸し。隣の灯は、遠くにしか見えない。
VILLA KIRI
朝五時、雲海はテラスの高さまで満ちる。
北斜面に張り出したテラスは、秋の明け方、雲海と同じ高さになる。檜の内湯は窓が床まで開き、湯に浸かったまま雲を見下ろす。
VILLA HOSHI
灯りを消すと、天井が星図になる。
稜線のいちばん高い場所。寝室の天窓は 3.6m 四方、ベッドに横になったまま天の川が流れる。露天風呂は東向き、湯気の向こうから夜明けが来る。
VILLA ITSUKI
窓の外、樹齢三百年の音がする。
コメツガの原生林に沈む、いちばん低い棟。二層吹き抜けの居間に薪ストーブ。夜は渓流と薪の爆ぜる音だけが残る。四名まで、家族の棟。
FOUR SEASONS
同じ稜線が、季節ごとに別の土地になる。切り替えて、山の一年を確かめてください。
SPRING — 春
雪解け水が渓流を太らせ、芽吹きが斜面を淡く染める。朝の霞がいちばん柔らかい季節。
SUMMER — 夏
麓が 34°C でも、稜線は 22°C。梅雨明けの朝、谷は白い海になり、三つの棟だけが島として残る。
AUTUMN — 秋
カラマツの黄葉が波のように尾根を駆け上がる。夕霧が谷を満たし、空気は一年でいちばん澄む。
WINTER — 冬
雪が音を消し、夜が長くなる。氷点下の快晴、天の川は肉眼で棟の真上を渡る。薪と湯の季節。
A DAY AT KUMOHARA
滞在
予定はほとんどありません。山の一日に、ゆっくり体を重ねるだけ。
05:30 DAWN COFFEE
夜明け前、保温ポットと豆が部屋に届く。テラスで一杯目を淹れる頃、雲海が朝日で銅色に燃える。
10:00 RIDGE TRAIL
三つの棟をつなぐ 4.2km の尾根道。ガイドと歩けば、風の通り道と鳥の名前がわかるようになる。
16:00 FOREST SAUNA
針葉樹林の中の薪サウナ。熱のあとは沢水の水風呂、外気浴は苔の上。整う、の語源がここにある気がする。
19:00 DINNER UNDER STARS
夕食は棟ごとに。山の猟師と契約農家から届く食材を、シェフが棟の囲炉裏で仕上げる。デザートは外で、星の下。
JOURNEY
アクセス
都心から約3時間。最後の40分は、送迎車が霧の中を登ります。着いた頃には、下界の時間を忘れている。
雲原駅からの送迎は宿泊者専用・要予約。冬期はスタッドレス送迎のみ、自家用車での入山はご遠慮いただいています。
RESERVATION
1日3組、2泊から。夕朝食とバー、サウナ、ガイドウォークはすべて滞在に含まれます。
空室をたしかめるTEL 0000-00-0000(9:00–18:00)